継続が出来ない。 昨日はやろうと思っていたのに、今日になると出来なくなっている。
これは多くの人が抱える悩みだと思う。
習慣にしたくても続かない。
毎日やろうと決めても、気がつけばやらなくなっている。
そして、「自分は意志が弱い」と思ってしまう。
継続するには習慣化が大事だとよく言われる。
確かにそれは正しい。習慣になれば続く。
しかし、問題はそこではない。
習慣になる前に、ほとんどの人がやめてしまう。
ではなぜ、続かないのだろうか。
日常を見渡すと、私たちはすでに多くのことを継続している。
歯磨き、お風呂、顔を洗うこと。
これらは当たり前のように続いている。
歯磨きをしない日は、どこか気持ち悪い。
口の中の不快感が残り、落ち着かない感覚がある。
よく、歯磨きは習慣になっているから、やらないと気持ち悪いのだと言われる。
しかし本当は、逆なのではないかと思う。
歯磨きをしているのは、習慣だからではない。
歯磨きをしないと、不快になるからやっているのだ。
つまり私たちは、「続けよう」と努力して続けているのではなく、
「やらないと不快になる理由があるから」自然と続いている。
ここに、継続の本質がある。
継続するために必要なのは、強い意志でも習慣化でもない。
やる理由の強さである。
理由が弱ければ、人は動かない。
どれだけやろうと思っても、続かない。
逆に、理由が強ければ、人は自然と動く。
努力している感覚すらなく、続いていく。
継続とは、頑張りや習慣化の力で維持するものではない。
やる理由を揺るぎないものにすることで、やらない状態に違和感を覚えるようになることなのだと思う。
私自身、習慣化することがなかなかできず、最初は継続することが難しかった。
今日はやらなくてもいいか。
明日やればいい。
そう思ってしまう日もあった。
しかし、続けていく中で少しずつ分かっていった。
続けた先で報われるのか分からない不安。
意味があるのか分からない迷い。
そして、気を紛らわすための快楽という誘惑。
その度に振り返る。
なぜ始めたのか。
なぜやるのか。
自分の中にある理由を。
理由があるから、続けられる。
方向を見失わない。
迷わずに進むことができる。
継続とは、意志の強さではない。
自分の中に、揺るがない理由を持てるかどうかだと思う。
やらなければ不安になる。
やらなければ前に進めない。
やらなければ、自分が止まってしまう。
継続できないのは、意志が弱いからではない。
理由が、まだ本当の意味で自分の中に根付いていないだけなのだと思う。
そして理由は、最初から強くなくてもいい。
続けていく中で、少しずつ形になっていく。
理由は、外から与えられるものではなく、
自分の中で見つけていくものなのだと思う。
そして、その理由を見つけた時、
継続はもう努力ではなくなるのだと思う。

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