継続できる人間になるためには、継続したいことをやり続けるしかありません。
継続できないから困っているのに、継続するしかないと言われても、どういうことだと思うかもしれません。
少し精神論的な話になります。
気分が乗らない日もある。
風邪をひいて何もしたくない日もある。
それでも、続けたいのならやるしかないのです。
あなたが続けたいと思った理由は何ですか。
バカにされた自分を見返したいからでしょうか。
過去の辛かった自分を救いたいからでしょうか。
何かを変えたいと思ったからでしょうか。
理由がなければ、始めていないはずです。
それなのに続けられないのは、意志が弱いからではありません。
周囲に気を散らされたり、
あるいは自分自身に妨害されているからです。
自分自身に妨害されるのは、本能的な反応でもあります。
変化はエネルギーを消費します。
脳は、できるだけエネルギーを使わず、現状を維持しようとします。
それは生きるために必要な仕組みです。
つまり、続けられないのは異常ではなく、自然なことです。
それでも、あなたには続けたい理由があるはずです。
ならば、やるしかありません。
無理に感情を燃やし続ける必要はありません。
感情は不安定で、長くは続かないからです。
ただ、ときには感情が必要な場面もあります。
悔しさや怒り、強い願いは、最初の一歩を踏み出すための着火剤になります。
しかし、継続を支えるのは感情ではなく、行動の積み重ねです。
どんなに小さくてもいい。
今日もやった、という事実。
その証拠が、自分自身を作っていきます。
こいつは、どうやってもやめないやつだ
自分の脳にそう刻み込みたい。
やりたいと思ったことを、途中で投げ出さない人間になりたい。
ではどうすればいいのか。
気合いを入れることだろうか。
モチベーションを高めることだろうか。
たぶん違う。
脳は、決意ではなく「証拠」で納得する。
脳は言葉を信じない
「自分は継続できる人間だ」と何度言い聞かせても、脳は簡単には信用してくれない。
なぜなら過去にやめた経験を知っているからだ。
脳を納得させる方法は一つしかない。
今日もやった。
疲れていてもやった。
気分が乗らなくてもやった。
この事実を積み重ねること。
どんなに小さくてもいい。 今の自分にできるように工夫することで、重要なのは「ゼロにしない」ことだ。
ゼロは「やめた」という証拠になる。
1は「続いている」という証拠になる。
脳にとって、この差は決定的に大きい。
自信は、あとから生まれる
継続できる人は、自信があるから続けているわけではない。
続けてしまった結果、
自分を疑えなくなっただけだ。
自信があるから続けられるのではない。
続けたから、自信が生まれる。
順番は逆だ。
だから今は、疑いがあってもいい。
やることは一つ。
やめない証拠を作ること。
感情に支配されないために
継続を止めるのは、能力不足ではない。
感情だ。
不安。
焦り。
比較。
疲労。
感情は消せない。
しかし、理解することはできる。
「今、不安になっている」
「比較している」
「ただ疲れているだけかもしれない」
そうやって認識できれば、感情は行動を止める力を失う。
自己理解は、継続のための安定装置になる。
疑いようのない事実を作る
目指しているのは、根拠のない自信ではない。
「この人はやめない」
そう言われることではなく、
自分の脳がそう認識する状態だ。
そのために必要なのは、大きな成果ではない。
小さな継続。
やめないという事実。
それだけでいい。
今日もやる
継続は、才能ではない。
構造だ。
最低ラインを決める。
どんな日でも、それだけはやる。
5分でもいい。
ゼロを作らない。
その積み重ねが、
やがて「疑いようのない事実」になる。
そしてある日、脳が理解する。
こいつは、どうやってもやめないやつだ、と。

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