※特定の家庭や性別を責める意図はなく、カフェで聞いた会話から「なぜすれ違いが起きるのか」を考えてみた。
先日、カフェで3人のママ友が話している会話が耳に入ってきた。年齢は30代〜40代。話題は、いわゆる「旦那の愚痴」だった。
- 料理をしている横でテレビを見て笑っている夫を見て、「笑っている場合じゃないだろ」と感じたこと
- 今はお風呂掃除をしてほしいのに、洗濯物をたたんでいる
- 子どもが泣いているのに掃除を続けている
「今それをして欲しいんじゃない」や「なんで1人だけくつろいでるの」といった不満だった。
こうした不満が出る家庭もあれば、円満な家庭もあるが、何が違うのだろうか?
嫁が限界を迎えやすくなる家庭の構造
① 優先順位が「自分基準」
- テレビを見終わってから動く
- 洗濯が終わるまでは他を見ない
本人の中では「ちゃんとやっている」。
しかし家庭全体で見ると、今止めてはいけない部分を止めてしまっている。
② 状況判断に慣れていない
- 子どもが泣いて、家事をしていた嫁が手一杯になっている
こうした情報をまとめて判断する回路が育っていないため、
「何をすればいいか分からない」状態になりやすい。
結果として、
・考えなくて済む行動
・自分が慣れている作業
に無意識に逃げやすくなる。
③ 家事の作業コストが高すぎる
家事や育児に慣れていないと、
- 段取りを考える
- 先を予測する
これだけで脳はかなり疲れる。
その結果、後にしようと思ってしまう。
夫婦円満でいられる家庭の男性の特徴
一方で、家庭が比較的穏やかに回っているケースもある。
① 優先順位が「家庭基準」
- 今、何が一番詰まっているか
- ここが止まると誰が困るか
これを無意識に見ている。
その結果、
- 完璧でなくても
- 効率が多少悪くても
「今必要な行動」を選べる。
② 判断が自動化されている
- 子どもが泣く
- 風呂の時間が近い
こうした条件が揃うと、考えなくても体が動く。
これは性格ではなく、慣れと経験の積み重ねだろう。
③ 行動の粒度が細かい
- 「家事をやる」のではなく
- 「洗剤を出す」「ほこりを取る」
やることが具体的なので、行動を始めるまでのハードルが低い。
鬼と人を分けている正体
嫁が鬼になるか、人でいられるかを分けているのは、
- 性格の良し悪し
- 愛情の深さ
ではない。
違いを生んでいるのは、
- 家庭の比重
- 判断の自動化
- 判断コストの低さ
この3つだと考えた。
嫁を鬼化させないための取扱説明書
ひとりでも多くの男性を鬼から救うため、
分かりやすい危機管理マニュアルとして整理する。
🔴 赤信号:緊急事態(サイレン)
▶ 子どもが泣いている
=非常事態発生
- 何をしていても一旦中断
- トイレ中でも一時休戦
- テレビ → OFF
- スマホ → 置く
抱っこ・声掛け・オムツの状況確認
※ すでに嫁が対応していたら、即補助に回る。
🟡 黄信号:警報(殺気を感知)
▶ 嫁の眉間にしわが寄っている など
=家庭内リソース不足
- 余裕がないサイン
- 説明を求めてはいけない
今すぐ負担を減らす行動を選択
- 風呂掃除
- 洗濯物回収
- 食後の片付け
🟢 青信号:平時(索敵)
▶ 周囲の状況チェック
以下をざっと確認するだけでいい。
- 嫁の表情は硬くないか
- 忙しそうにしていないか
- 困っていそうではないか
一番詰まっている場所に入る
共通ルール
- 行動あるのみ
- 話していいのは、嫁から話しかけられた時だけ
- 例外は、ミッション完了後の簡潔な事後報告のみ
最後に
鬼を人に戻す魔法はない。
あるのは、鬼化する前に手を打つ行動のみである。
この取扱説明書は、家庭を円滑に回すための危機管理マニュアルである。
日頃から意識し、訓練しておくことが重要です。

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