学生時代は体力に自信があったのに、30代半ばで久しぶりに走ったら膝を痛めました。
原因は、靴でした。
小さい頃から運動部に所属し、スポーツテストでは常にA評価を取れるほどの筋力と体力があった。
しかし新卒で社会人になり、事務職として毎日椅子に座り続ける生活が始まった。ほとんど体を動かすことはなく、1日の歩数はおよそ2,000歩ほど。運動とは無縁の日々が続いていた。
30代半ばのある日、通勤に遅れそうになり、久しぶりに走った。ところが、すぐに息が上がり、思うように体が動かない。
「あれ、こんなに走れなかっただろうか」
体力には自信があっただけに、その感覚が妙に気になった。
休みの日、確かめるように走ってみることにした。
普段から走る習慣がなかったため、ランニング用のクッション性の高い靴は持っておらず、底の薄い、ほぼ真っ平なスニーカーを履いて外に出た。
久しぶりのランニングだった。
特別太っているわけではなく、体型はむしろ標準だが、ドスドスドスと地面を強く踏みしめるような走り方をしていたと思う。
500メートルほど走ったところで、右ひざにつんとした鋭い痛みが走った。
無視して走り続けることはできなかった。歩くことはできたが、右ひざに少し力を入れるだけで痛みが出る。
「自分はもう走るための筋力もなくなってしまったのか」
そんな考えが浮かび、正直、少し悲しくなった。
ひざを休ませるために2日ほど間を空けた。それでも「もう一度走りたい」という気持ちは消えなかったため、ランニングシューズを買うことにした。
店頭でいくつものランニングシューズを試し履きし、その中で「これだ」と思える一足に出会った。
かかとにグミを踏んでいるかのような感触があり、とても心地いい。自然と前に踏み出せる感覚があり、「この靴なら走りたい」と思えた。
そのとき選んだのが、
ミズノ ウエーブライダー GTX2(ゴアテックス・防水仕様)だった。
ゴアテックス仕様で雨にも強く、価格も一般的なランニングシューズと大きく変わらない。万人受けする一足だと感じた。
実際に履いて走ってみると、ひざへの衝撃は明らかに柔らかく、痛みは出なかった。
1,500メートルほど走り、最後まで問題なく走り切ることができた。
走り終えたあとの満足感は大きかった。
クッション性が高く、反発も強い。
何より、走っていて楽しかった。
確かに体力は落ちていた。
しかし、今回ひざを痛めかけた原因は、それだけではなかった。
体に合わない装備で、いきなり走ってしまったことも大きかったと思う。
久しぶりに走ろうとしている人ほど、靴選びは大切だ。
今回履いたミズノ ウエーブライダーGTX2は、
「もう一度走ってみよう」と思わせてくれた一足だった。

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